青函トンネルの図を用いて、基準を決める(決め方は自由)と<数値+高低> で各位置を表せる。ここから反対の性質を意味する符号の必要性を考えさせ たい。(例:「100m高いところは40m低いところより何m高いか」は、 (+100)−(−40)=+140へと結び付くことを示唆し、負の数に計 算も考えられることを示す。また、2m高いところは3m高いところより1m 低い→−1m高いと解釈し、2−3=−1となる考え方も示しておく。 |
正範囲の数直線で3−2=1等を数直線と対応させて説明する。では、2−3 がどこにあるか、と聞くことによって負の範囲の数直線を導入する。小学校同 様、右にある数の方が大きいことを決める。(前時の導入が大きく関係してく る。)絶対値を定義し、大小や加法に結び付ける。 |
<トランプゲームによる学習> 黒いカードを一人2枚配り合計何点か大きい方が勝ちのゲームをする。(和の 考え)(+2のカードと+3のカードで+5のカード)又、ババ抜きの形式で もやってみる。(追加の考え)「赤いカードで負の数を表し、混ぜたらどうす ればよいか。」と聞いても、「+2と−1で+1」とか、「−3と−5で−8 」等も苦手な子からも出る。交換・結合法則も説明が簡単にできる。点数の結 果は数直線上で示すとよい。 |
−3のカードを取られることはうれしい。+3のカードをもらうことと点数的 には同じ。これより−(−3)は+(+3)と等しい。 +3のカードを取られることは悲しい。−3のカードをもらうことと点数的に は同じ。これより−(+3)は+(−3)と等しい。 |
「かけ算の問題はどんなのがあるか」ということから、かけ算が繰り返しを意 味するところからa×(+2)が「aを2回もらう」、a×(−2)は「aを 2回取られる」ということから積の規則を決める。 |
「ある数で割ることは、逆数をかけることと同じ」について、「a÷b=□を 求めることはa=b×□が成り立つ□の中を求めること」から理解を図る。 |
小学校の計算規則をそのまま活用する。分配法則については、「横浜に行くの に各駅停車で横浜まで行くのでなく、東京まで行って横浜に行った方が楽だ。 (37×99=37×100−37×1)」の例を出す。 |