FRANCE ジャンゴの旅(6)
     
コンサート1日目

会場近くにあるレストラン L'HOSTELLERIE DE SEINE.. のメニュー。
特別メニュー ジャンゴコース がありました。
150フラン。1フラン20円として3000円。
3日目に食べた。

上記レストランにて 
ジプシーのミュージシャンと奥さん。後で仲良くなった。
コズィミニ氏です。このコンサートには出ないが、彼のようなプロも
アマチュアもギターを持ってきてセッションをしている。彼のCD買いました。
もちろん上手。スペインに住んでて、次の週はイギリスでライブをする、
ということでした。そのうち、日本にも来て欲しい。

いろんな国からやってきたジャンゴファン ギターマニアがセッションをし、しのぎをけずる。
私も1、2曲弾かせてもらったが、恥をかく前、早々に観客になった。

L'HOSTELLERIE DE SEINU
訳すれば、セーヌレストラン というところか。

またまたセッション開始。むちゃくちゃ上手。プロの一団だ。

セッションは続く。

上記の店のとなり フェルナンの店。
ジャンゴはよくここにいたらしい。だが店主が亡くなったということで、
もうあいてませんでした。

コンサートにて
ALESSIO MENCONI TRIO(イタリア) ジプシージャズ系
左のギターの人 リードをとるとき、左手はわざと小指・薬指を
使ってなかった。
(これは、ジャンゴがやけどをして小指・薬指を使えなかったことに由来する、マニアの弾き方です。同じようにやってるアマチュアも一人見た。)

SUSIE ARIOLI SWING BAND(カナダ) スイングジャズ系
スタンダードジャズボーカル。

RAPHAEL FAYS TRIO(フランス) ジプシージャズ系
ウルトラ速弾き。しかも良い。圧倒されました。ソロで一曲
フラメンコ風なのをやった。ピック弾きなのだが、フラメンコの指弾きみたいに聞こえた。

コンサートの最後はOPEN参加となり、アマチュア、プロが登場しギターの腕をみせまくります。
左の人は、さっきのレストランでもやっていた、ドイツからきたプロギタリストだった。速弾きの鬼だった。

ここで夜中の1時頃。まだセッションは続きそう。そろそろホテルに帰ろうかと、同行のO氏と前出のレストランに行って、タクシーを呼んでくれるように頼んだが、何と、もう遅くてタクシーはない、と言われた。でも、会場にはあれだけ人がいるのに。そうか、彼らは、自分の車で来てるか、徹夜覚悟なのか、近くでキャンプをしているか、だったのだ。
さあ、どうしよう。歩いて帰るにも、道はわからないし、言葉も通じないし。
こうなれば、誰かに乗せてもらおう。でも会場では多分日本人は自分たちだけみたいだったし、警戒されるだろうなあ、と思いつつその辺を見ていたら、赤ちゃんを連れた若い夫婦が車に乗ろうとしている。こっちも必死だから、一生懸命に尋ねた。”Do you go to Fontainebleau?”
果たして英語が通じるか。あ、通じたみたい。”Yes”
「タクシーがつかまらないので、フォンテーヌブローまで乗せてくれ。」というのを何とか英語で言うと、
「じゃあ、乗っていいよ。どこのホテルだい?」
ということでホテルの前まで乗せてくれました。まことにありがとうございました。いい人だ。
もし、このコンサートに行く人いれば、帰りのことをよく考えときましょう。

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