メシマコブ ところで韓国では医薬品だけど日本では健康食品になっているメシマコブの話を少し。今度持ってくるね。味は良くいえば、トリュフ、悪く言えば、木の皮を味わってるって感じ。
メシマコブ
キコブタケの仲間に属する多年生のキノコ。長崎県男女群島の女島に豊富に自生していたからこの名がついたといわれます。桑に寄生するキノコです。天然のメシマコブはもう日本では限りなく絶滅種に近い状況です。
1968年国立がんセンターの研究グループの発表によるとメシマコブが腫瘍阻止率(がんの増殖をどれくらい押さえられるか)96.7%という驚くべき数字を示したとのことです。
しかし日本では製剤化されず韓国の韓国新薬が菌株の培養に成功し特許を取得しました。韓国では、『メシマキャプセル』として登録され、日本では『 メシマコブPL2・PL5 』等の名前で健康食品として販売されています。
30包 35000円ぐらいです。PL2・PL5というのは、 菌糸体のナンバーです。
遺伝子栄養学研究所の松永先生の話。
「癌細胞を認識したマクロファージは、一酸化窒素( NO
)と腫瘍壊死因子(TNF)をだします。一酸化窒素が癌細胞に入ると、活性酸素とくっついてONOOマイナスイオンという化合物になりこの化合物で癌細胞はアポトーシス(細胞の自殺)します。TNFもまた癌細胞を死滅させます。つまり、メシマコブを摂取するとマクロファージの働きによって免疫が総合的に増強され、増強されたマクロファージによって癌細胞をアポトーシスに導くのでしょう。」
また糖尿病、関節リウマチといった自己免疫疾患にも『メシマコブ』が有効との報告もおこなわれています。
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