霊芝 学名を”マンネンタケ”といいサルノコシカケ科に属するきのこの一種です。古木10万本に2,3本しか生えないという珍しいもので、しかも仙人が棲むというような深山でしか発見されなかったことから、中国では古代から仙人の食べ物といわれ”神草” ”仙草” ”不死草”とも呼ばれてきました。
明時代の薬物書『本草綱目』には、”霊芝”の薬効について「久しく食すれば、身軽くして老いず、年を延ばして神仙となる」と書かれています。体の防御機構には段階がありまず白血球、それがだめならリンパ球がでていき、どうしようもない時にマクロファージ(貪食細胞)がでていきます。電子顕微鏡で観察すると、大きな癌細胞にその数十分の一ぐらいしかないマクロファージが槍のような突起を突き刺していくのがわかります。するとまもなく癌細胞は破裂してこなごなになります。
オリゴグルカンという体内物質が、マクロファージを起こす目覚まし時計的な役割をすることが研究で明らかになってきましたが、そのオリゴグルカンを体内で作るのが多糖体です。霊芝には多糖体がたくさん含まれています。
以上。漢字が多いとメールが黒いかなあ。
|